今日も朝から暑いので短めのパンツ。 アンクルパンツという名称で販売されていたそれは、名前のごとくくるぶし丈。
9分丈ともいうのかな? まぁ、パンツをズボンと呼んでいた頃だったら「つんつるてん」といった感じの中途半端な丈具合。
そんな丈のパンツを履くとは思いもしなかった。
選んだ色はネイビー。
となると、合わせるトップは自ずと淡色系というのがボクのセオリー。
ゆえにホワイト。
ここではたと考えた。
コーデに使っている色はネイビーとホワイト。これトップスがネイビーとボトムスがホワイトという逆の配色だったら、明らかにマリンテイストが強くなるはず。
だけど、ボトムスがネイビー、トップスがホワイトだとマリンテイストにはならないという不思議。
どちらかというとオールドスクールっぽい雰囲気になる。
そんな保守的スタイルにはボクのお気に入りのフレグランスがきっと合うだろうなという、香りのお話をひとつ。
ボクは常々、男性にもフレグランスは必要不可欠だと思っている。
歳を重ねたおじさんには余計に。
ほら、歳を取るといろんな匂いが出てくるでしょ。
なので、YSLのM7。
ベルガモットのトップノートから、アガーウッドのラストノートまで、ずっと良い香りが漂う逸品。
もう20年以上愛用しているフレグランスなのだけれど、現在製造終了。海外サイトで細々と販売されているのを見つけては購入する次第。いつまでもつか・・・・。
自分のお気に入りの「香り」を見つけること、よきことだと思う。
菅野正美 58歳 編集者


データ
シャツ:ZARA
パンツ:ユニクロ
ベルト:ZARA
靴:GUCCI
注1 オールドスクール 語源は「出身校」的な意味。それから「保守的な」といった感じで使われることが多いファッション用語。
注2 M7 YSL時代のトム・フォードがプロデュースしたオード・トワレ。「Men’sの7番目の製品」というのがその由来。トワレは時間経過によって香りが変化するのが常で、これはつけたときのベルガモット、ミドルノートはローズマリー系、ラストはアガーウッド(沈香)と変化する。ラストのお香の香りがとても気に入っている。

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