20150919_1秋の大型連休を利用して三泊四日で信州・八千穂高原へキャンプへ出かけました。

初日の夕飯は、手間のかからないバーベキュー。
小さな焚火台に炭をおこすのが手間ですが、炭は着火にさえしくじらなければ、しばらく放っておくだけでかってに適度な火力になってくれます。

焚火や炭おこしのときに覚悟しなくてはならないのが火の粉です。
炭だけじゃなく、焚火の燃えている薪がはねて飛んだ火の粉をかぶると、化学繊維でできた衣類やテント類などは簡単に穴があいてしまいます。
その点、綿の衣類ならさほど神経質にならなくてもだいじょうぶです。

写真のパーカーは焚火専用の、もちろん綿製品。いつどこで買ったかも忘れしまったほど古いパーカです。
たぶん、ジーンズショップのバーゲンか何かで安く手に入れたものでしょう。
起毛の裏地がついているので真夏以外は重宝しています。サイズもワンサイズ大きいので重ねをするのにピッタリです。

焚火がつきもののアウトドアの衣類はすべてコットンにすればいいかというと、これがまたビミョウです。
綿製品は、たしかに丈夫だし肌触りはいいのですが、濡れると乾きにくく、湿気を吸っただけで重くなるし、身体を冷やします。デニムなどその最たるものです。

焚火の煙を浴びると焚火独特のにおいが着ているものに残ります。家に戻り、この焚火のにおいを嗅ぐと、ぼくはたちまちまた森に戻りたくなるのですが、くさいからといやがる人も少なくありません。
このにおいが綿の製品だと化学繊維よりも濃厚に定着するような気がします。ぼくはうれしいけど、焚火臭を嫌う方々には不快でしかないでしょう。

ぼくは迷彩柄の帽子類、シャツ、パーカ、パンツ、エプロン、バンダナ、バッグ類をいくつも持っています。

迷彩柄にもいろいろなパターンがあって、戦場の兵士は自分の生命を守るために、ハンターは動物の目をごまかし、アングラーは魚に気づかれないようにそのときどきのフィールドに溶け込むためのパターンを選択します。
前にも書きましたが、ぼくの場合、迷彩柄はアウトドアでの汚れをごまかすための手段でしかないのと、完全な趣味の世界なので季節感以外は無視しています。

これからも迷彩柄の服や小道具がときどき出てきますので、迷彩柄を見るとご不快になる方々はどうかスルーなさってください。

データ
カモキャップ:ニューハッタン
ダウンベスト:モンベル
カモパーカ:不明
パンツ:コロンビア
シューズ:コロンビア